高山植物のベストショット集
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山、ピークはなくならないが花はどんどんなくなっている。どんどん減っている、時間はない。
チョウセンキバナノアツモリソウ
オオサクラソウ 男鹿半島
イチヨウラン 男鹿半島
イチヨウラン
四国の地元に盗掘人が2022年いた、婆が見張り役、監視人風にオレンジのジャンパーでカムフラージュした爺が鎌で掘り起こす、軽トラできて盗掘した花を入れた袋を落していたが「隠してやり土に戻した」不審な顔をしていた。盗掘人は近所の人間がほとんど遠方は枯れてしまう。
十種ヶ峰、津和野のすぐ近隣の山ではあるがここ7-8年知られて地元で保護されることになって看板設置や登山道整備をボランティア団体がして入山料もいただいているが、保護前から登山口からわずかに分け入った谷に何千株なのだろう森を真っ白に飾る山シャクヤクが咲いている。保護する前から相当の群落なのでたぶん日本一だと思います。歩道から近いお花もたくさんあってシャクヤク好きの垂涎の自生地だと思います。たぶん山口・島根というアプローチも不便であり関東・関西から遠く離れすぎている点が「知られざる群落を長い間守れた要因なのだと思います」
京都府の年に3日だけの公開日の「紅花シャクヤク」変異種の「白花」のほうがなぜか圧倒的におおい、ここは地主さんが長い間保護している。数もおおいが観光地化されている。
愛知県の木地師が住んでいた森に薬用として栽培していた「オオキツネノカミソリ」が残る森がある。
森の妖精といわれるレンゲショウマは関東の森の花 雨に濡れるとガラス細工のように透き通る。御岳山は日本一の量でしょう。
全国の庚申の総本山庚申山には固有種の「コウシンザクラ」と「コウシンソウ」が咲いているが、登山口からの荒れた林道を延々と歩いて正規の登山口となり登るが修験の道は雨天は絶対にやめるべきで危険であるそのまま避難小屋まで登り、途中から修験道に入ったほうが格段に楽でありまた時間の節約にもなる、晴天でも梯子の連続で「1本の芯に横棒を設置するものの左右の縦棒がない、脊椎のような梯子で足が左右に抜けてしまう危険なハシゴで、全国でもここだけである。修験道分岐から皇海山にも延々とハードな道が続いていて「遭難が続発している」皇海山には林道が通行止めのことがおおいが、反対側からが正解。コウシンソウは終わっていて撮影は出来なかった。栃木の地元の方でも雨天は絶対に「行かない」とお話をしていた。
関西も自生地はたくさんあるが、ここ岡山の伯州山のイワウチワの群落は日本一だと思います。
春から初夏にかけて森の片隅に顔をだすギンリョウソウ、ユウレイダケとも呼ばれる菌類ならではの不思議な白い姿は雨に濡れると美しいものですが、人が真夏の岩山に好んででかける時期には「驚きの目玉親父になっているなんて、あまり想像も出来ないし真夏の低山には行かないから驚く姿」
全国の石灰岩台地の地質で下草刈など里の農作業とともに早春に花を咲かせる「セツブンソウ」関西の自生地は2ヶ所でもう見ることはできない。
セツブンソウ素心花の群生地 貴重な珍しい群生地でしたが「立ち入り禁止」となりました。花芯に色がなく白花ですね。
山形城のソメイヨシノは冬の雪の重みのせいか堀に沿って「枝垂れ」のように下がって情緒がある素晴らしい他の城では見ない。
オオシマザクラは花が大きく葉と同時にたくさん咲きます、サクラモチの葉として使われます。ソメイヨシノの交配親です。
花のタイミングもあるがブナの古木のかなり高い位置に着生していて望遠カメラでないと撮影は困難である。
全国でも四国から東北まで各所に知る人は知るという絶滅危惧種のフガクスズムシソウ、またみたいもの
タカネビランジの群生でブーケになっている株はここだけのようである。
2022年確認しましたが、かなり保護活動が徹底されていて増えていたのは喜ばしいことですね。南アルプスのものは放置なので絶滅が心配されます。
ホテイランとともに全国でももう二ヶ所くらいしか知りませんがもう見ることなく登山生活を終える登山者もいるでしょう絶滅危惧種です。
ここのものは標高が高くこぶりですが元気、危うい生育地に咲いていて盗掘や衰退が心配されますね。
角田山・弥彦山の山麓には大規模な山野草園がある、死にかけた1輪の鉢で3万円から10万円、立派な鉢は20-30万円と物凄い値段で売られていて驚く。
4-5回と訪問を重ねた新潟の角田山・弥彦山 人は山のようにいて一つの尾根は「壊滅的打撃を受けてなくなり、復活保護をしているらしい」「えっこんなところよく、地元じゃないのに知っていますね」と感心されたが、昔は同じように山のようにいってもいっても花だらけだったのだろう。不思議で「盗掘されなくとも、周囲の登山道の土が固くなることで菌類が死滅して固有種の花の咲く条件がなくなりすぐに死滅していく」最近は鹿や猪の食害で全滅した「ササユリ群生地」があったり、アルプスでも猿が雷鳥のヒナを捕食している。猿を見たら石を投げて追い払ってくださいと学者はいう。
5回目にして弥彦山・角田山の観光登山客が入り込まない「地元ならではのコースには辛うじてまだ昔の生育地の名残で延々と山のように咲いていました」
このコースならではの色の豊富さは昔はそうだったのでしょう。ある尾根では保護するものの絶滅に近いそうです。
ここ数年草津白根山は本白根山の噴火もありレベル2の火口周辺規制などで人が立ち入る機会が激減していてコマクサの群生地では株が大きくなっている。
アズマイチゲの大きさと元気さ密集度はここの群生地が随一で今では知られるようになっているがちょっと、人だかりがしていないと不明だろう。
京都北山の深山幽谷の源頭部や尾根に群生を作っているが、このクレープのようなサルメンエビネは見たことがなかった。
2023年に今一度探索をしたいが最後になるだろう。
宇津江は観光保護区域なものの色とりどり、駒の尾周辺は保護区域でも自然で全国一と思われる。
カタクリは神戸市内の里山や京都・大阪・奈良の里山にも群生するが、ほとんどは江戸幕府への「片栗粉」の献上のために村々が植えたもので本当の自然とは言えない。関西でも北の県境に近い山のカタクリは元気が良いが観光地化されてボランティアの方に守られている群生があり丹波の「清住」は代表的でしょう。
東海愛知の「鳩吹山」の群生地も清住に似ている。
石川の月惜山のカタクリは稜線上に自然のカタクリが延々と元気よく3-4キロも咲いていて絶景で雪解けとともに順に咲いていくのがよい、近所には大群生地となっていてピンクの絨毯になるところもあるが保護地である。
たぶんこれはお目にかかることはなく、白カタクリよりレアの多弁のカタクリです。月惜山の量のなさる業かもしれない。
清住・鳩吹山のもう飽きるくらいの群生地と自然の石川の月惜山、北陸の弥彦山・角田山の自然の大きな元気の良いカタクリを見てしまうともう驚くという事はまずなくなってしまったのは残念ですが、見ずして山から引退するというのも残念な気もする。石川も北陸もかならず「白花」があるのが嬉しいし、福井の低山にもカタクリの山はたくさんあるので見に行きたいところです。
白山の池巡りや花の松原まで足を延ばすといいのかも知れない「これだけの株のアルビノのイワカガミ、しかも元気で綺麗な株は見たことは後にも先にもここだけだが10年以上経過していて最近はどうなのかは全くわからない。
京都北山のなんでもない林道の脇にレアな「アルビノのイワカガミ」
ここの自生地は保護されているのでいいかも知れないが、監視は甘いから心配ではありますね。
タクシーが気を利かせてとめてくれた群生地
貞子さんちのクマガイソウは貞子さんが亡くなり、花好きの方に花はすべて株ごとわけられた。もう今はなんにもなくなった。何十種もあったお花達。
夕方からしか咲かないユウスゲ、ササユリ・ニッコウキスゲとともに1日花だが「色合いは貴婦人」伊吹山3合目は鹿の食害がひどく一時期絶滅しかけたが現在は復活している、オオナンバンギセルも顔をだしているが、伊吹の頂上から北尾根の「花の群落地」は鹿の食害で絶滅に近くなっている。
ナツエビネは真夏の貴婦人、真夏の県境尾根に自生するが絶滅危惧種で盗掘や食害にあっている。
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